塾からの警鐘

『 教科書ガイドが生徒の英語力を破壊する。』

 これは特に英語に関してのことですが、書店などでは『教科書ガイド』といった教科書の本文の日本語訳や単語の意味の載ったものが市販されていますが、これだけは子供達にお与えにならないことをおすすめします。
 というのも、英語という教科は、子供達自身が辞書で単語の意味を調べ、その単語を組合わせて英文の意味を解釈するということで学習が進みます。
 しかし、『教科書ガイド』といったものを与えてしまうと、子供達の中には、学校や塾の授業中に本文の訳を指名されて出来ないことをいやがるあまりに『教科書ガイド』だけを必死に暗記したり、または、教科書の行間に全文訳をびっしりと書き込んでしまって(一部の塾では、それを指導方法としている塾もあります)、指名されたときには、一気のそれを読み上げる。それで英語を覚えたと錯覚する子供達がいることも事実です。
 そして、このような子の場合、テストで単語を一つだけいれかえても意味がわからないといった事態になりますので、その点をくれぐれも御注意下さい。


塾からの参考書・問題集選びについてのアドバイス

 以上のような点に注意されて参考書・問題集等を選ばれることをおすすめします。