群馬県統一テストについて
御存知とは思いますが、高校受験に際して偏差値の廃止が打ち出され、進路指導上で学校では混乱が起きております。そんな中、塾では三年生に対しては塾の教室を利用して『群馬県統一テスト』というテストを実施し、従来のような県内または学区内の偏差値や順位を提供することで志望校決定に役立ててきました。 しかし、この偏差値問題は、三年生だけの問題にととまらず、下級生に於いても大問題で、学校内の順位だけを参考にしていたのでは、各学校間で格差があることは事実で、将来の入試で思わぬ結果になってしまうことさえあります。従来ですと、一年生や二年生についても、時期を見て学校での業者テストがあったことから、県内または学区内での自分の力を判断できたのですが、学校での業者テストが全廃された今では、高校受験に対しての自分の真の実力を判定することはできません。 私の一番の心配は、一年生や二年生が学校内の順位だけで自分を評価し、のんきに構えてしまった結果、三年生になったときに『後悔』するようなことになりはしないかということです。 そこで、塾では一・二年生に対しても群馬県統一テストを授業時間を利用して実施することで、高校受験への順調なスタートをさせたいと考え実施してきました。実施回数は毎月実施の三年生とは異なり、年間三回を予定しており、参加人数も三年生ほどまではいかないまでも、昨年実績では各回とも5000〜6000人程度となっており、私としては、昨年同様、この機会に子供達に自分の力だめしをさせ、入試に向けて早い時期に自己啓発させることが必要かと思い、できるだけ参加することをおすすめします。 |